華翔コスメ

Fashanインターシミックは、ヘナを使ったヘアケア用品の製造・販売をしています。

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コーリーズ・シリーズ開発後記

究極のクリニックシステムを実現

高いトリートメント効果

ヘナの葉肉の中にはローソニアという重要な成分が存在します。ローソニア(C10H6O3)は、ケラチンたんぱく質と強く絡みつく性質を持っています。爪や毛髪の成分は高濃度のケラチンたんぱく質ですから、爪や毛髪の表面に持続性の高い丈夫なコーティング皮膜(ローソニア被膜)を形成します。つまり、キューティクルが脱落した毛髪をコーティングして保護し、キューティクルの役割を補てんすることで、高いトリートメント効果を発揮するのです。

自由な色味の選択

更にコーリーズ・ベーシックシリーズでは、インディゴ、ログウッド、ターメリック、ラベンダーなどの11種類のハーブを配合し、自由な染色を可能にしています。ただしそれらのハーブ染料は、いずれも単独での染毛は難しく、美しく毛髪を染め上げ退色を防ぐには、ヘナの葉肉に多く含まれる成分“ローソニア”が必要です。ケラチンたんぱく質と強く絡みつく性質を持つローソニアに“糊”としての役割を担わせることで、自由な色味の選択を可能にしました。

二度染めなしに、速やかな施術

植物染料の弱点である「発色まで時間がかかる」という問題解決のために、“アクセントパウダー”(HC 染料)と“カラー・チャージ・ウォ-ター”を用意しています。“アクセントパウダー”と“カラー・チャージ・ウォ-ター”は、施術直後の艶やかな染毛効果を、二度染めなしに速やかな施術を実現させる、魔法の添加剤なのです。

“キシミ感”を排除

天然コラーゲンなどを配合し、ヘナ特有の施術直後の“キシミ感”を排除しました。

“コーリーズ・シリーズ”の開発の成果は、高いトリートメント効果、自由な色味の選択、二度染めなしに速やかな施術、“キシミ感”を排除という、次元の違う最高グレードの、究極のクリニックシステムの開発に成功したということなのです。

“コーリーズ・ワンタッチシリーズ”の開発

“コーリーズ・ワンタッチシリーズ”の開発目標は、
「植物由来の原料のみで、安全・安心で毛髪を傷めず、“ハリ”“ツヤ”“コシ”を与えながら、短時間施術で、艶やかな白髪染めができる染毛料」でした。

実は、そんな理想的な染毛料の開発をめざし、各地で様々な研究がなされ、世界中でその出現が切望されていたのです。しかし、そのどれも結局は成功には至らず、夢のまた夢と言われ続けてきました。

しかし華翔コスメにおいては、その開発の経過の中でメキシコ原産のロッグウッドとの出会いがあり、さらに、インド原産の“藍”の一種である“木欄”(インド藍)のヘナとの素晴らしい相性が確認され、そして、それから取れる良質なインディゴの入手が可能となり、更に、HC染料の新たで高度な利用法の発見などの幸運が“コーリーズ・ワンタッチシリーズ”の開発成功の契機になりました。
それを基軸に研究を重ね、植物由来の原料のみで、安全・安心で毛髪を傷めず、“ハリ”“ツヤ”“コシ”を与えながら艶やかな白髪染めができる理想の染毛料。
染まらない、時間がかかる、品質が安定しない等の、植物原料の弱点を完全に補った染毛料。
そんな、世界に冠たる染毛料商品である“コーリーズ・ワンタッチシリーズ”の完成が確固たるものになったのです。

現時点で、この効果効能を有する競合商品は見当たりません。

現在“コーリーズ・ワンタッチシリーズ”は、“二度染め施術”の必要がなく、施術時間が短く、ヘナ特有の“きしみ”もなく、施術直後から艶やかに発色する。
つまり、まさにヘアダイに匹敵する効能を持つ、新世代、いわゆる“ヘナ第五世代商品” (※)商品として、確固たる位置を築きつつあるのです。

(※) “ヘナ第五世代商品”
世代 特徴
第1世代 素材としてのヘナ
第2世代 酸化染料(ジアミン配合)ヘナ
第3世代 ヘナとインディゴを2度染めで白髪を染色
第4世代 ヘナ・インディゴ配合で濃い茶を実現。染色までに2~3日必要
第5世代 「コーリーズ・シリーズ」
施術直後に染色。色落ちしづらく、“パサつき”や“きしみ”がない

第4世代から第5世代に……“二度染め施術なし”の実現

現在消費者市場で普及が始まっている第4世代のヘナ商品群は、一般的に発色までに時間がかかり、染毛効果を得るまでは2~3日の時間を要する、という問題を抱えています。
“ヘナ第5世代” “コーリーズ・ワンタッチシリーズ”では、既にこの問題が解決されています。

植物からとれるほとんどの染料は、本来、その発色には空気、水などによる自然酸化が必要で、十分な発色を得るには2~3日が必要です。
“コーリーズ・ワンタッチシリーズ”では、この発色までの時間を補完し、施術直後にその効果を実感するためにHC染料を使用しています。
HC染料はヘアマニキュアや口紅などの化粧品で利用されている直接染料で、安全性は高いのですが退色が早く、染毛料としては有用性の低いものとされています。
しかしその弱点は、植物染料の発色に要する時間(2~3日)を補完するには最適です。
HC染料の退色の早さ、他方で、発色に時間を要する植物染料。この双方の弱点を利用し、色味を管理調整するという、独自で非常に繊細で高度な技術を用いることで、施術直後に十分な発色が得られ、短時間でできる“夢のまた夢”と言われていた白髪染めが可能になったのです。

植物染料による施術直後の十分な発色、短時間施術でできる白髪染め、
この醍醐味を十分にお楽しみください。

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