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確かな品質と安心。厳選されたヘナのみを原料に。
インターシミックのヘナは、世界最高品質とされるラジャスタン州ソジャット地方の、しかも、葉肉のみから収穫される最上級グレードのヘナを使用しています。
インドの北西部、ラジャスタン地方とグジャラート地方は、世界で唯一、ヘナを人工栽培している地方であり、この地方で収穫されるヘナが最も品質がよいと言われています。特に、ラジャスタン地方ソジャット産のヘナは、ローソニア(※1)の含有量が高いローソニア・イネルミス(※2)の産地として有名です。
(※1)ハーブの中でも特にヘナの葉に多く含有されているローソニア(C10H6O3)は、ケラチンたんぱく質と強く絡みつきます。爪や毛髪の成分は、高濃度のケラチンたんぱく質で、ローソニアは、爪や毛髪の表面に持続性の高い丈夫なコーティング皮膜(ローソニア被膜)を形成します。つまり、キューティクルが脱落した毛髪をコーティングして保護し、キューティクルの役割を補てんすることで、高いトリートメント効果を発揮するのです。
(※2)ヘナの木にもいくつかの種類があり、概ね4種類に分類されています。各々の葉肉に含まれるナフトキノン系の色素に違いがあり、色味が異なります。
- 1.ローソニア・イネルミス…濃いオレンジ色
- 2.ローソニア・アルパ…オレンジ色
- 3.ローソニア・スピノザ…黄色味のあるオレンジ色
- 4.ローソニア・ミモザ…薄いベージュ色 (ほとんど無色)
ソジャットでは、ヘナは、そのローソニアの含有量によって、多段階に分類されて競りにかけられています。その年よって違いますが、概ね、最上級グレードのヘナは、ローソニアの含有量が3%以上で、その収穫量は総収穫量の5%以下です。
“コーリーズ・シリーズ”に使用されているヘナはその最上級グレードで、一般には“ボディーアート・グレード・ヘナ”と呼ばれている、大変貴重なヘナなのです。
Fashanインターシミックの万全な品質管理体制
Fashanインターシミックは、平成22年に新商品の開発、及び、生産体制の充実を図るべく台湾台北市郊外に、ラボが併設された新工場を開設しました。
実は現在でも、ヘナ製品を製造する工場は、そのほとんどがインド国内にあります。
ヘナを主原料とした製品を本格的に製造する近代的な生産設備を備えた工場がインド国外に建設された例は、世界中を見渡しても他に例がありません。
自然環境に影響を受けざるを得ない植物原料は、果実などと同様に、その収穫の時期により性能に差があるのは当然のことと言えます。したがって、安定した品質の商品を製造するには、昨年、今年、春、秋、その収穫時期によって、繊細な成分比率の調整が必要になるのです。
ヘナ関連商品の、そんな繊細な製造工程を賄うには、日本人の細やかで注意深い技術と、近代的な生産設備と高度な生産管理が是非とも必要です。
華翔コスメではそのような製造工程を賄うために、製造現場に日本人技術者を常駐させ、完成度の高い製造工程を実現しております。その品質は、常に世界各国で高い評価を得ています。